maimai先生お正月太り対策!

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ダイエットをしていると普段食べている自分たちの食事内容が重要になりますよね。自分の摂っているカロリーや栄養素をきちんと理解することによって、効果的に健康的に痩せることができるはず。年間3000件の電話での栄養相談をするmaimai先生に食と健康について連載していただきます!

お正月太り対策

お正月明けにスカートがきつくならないために!

お腹まわり

忘年会に新年会!一年で一番お食事する機会が多く、不規則な生活になりがちな時期です。
お正月明けに制服、スーツを着たときに、「あれ?」っとスカートがきつくなっていることに気づく!?ようなお正月の過ごし方はNG!

来年のスタートはそうならないように、上手なお正月、おせち料理の食べ方のポイントをお伝えします。

おせち料理は日持ちするようにと砂糖・塩・酢などが多く使われています。
それは「正月三が日は家事を休む・水仕事を避ける」
いつも忙しいお母さんも、台所仕事をせずに、家族と一緒にお休みするために考えられています。

その他には「神様をお迎えした新年に台所を騒がせてはならない」、「火の神である荒神を怒らせないために、正月に火を使わない」という平安時代からの風習のためだそうです。


日本人の知恵が詰まったおせち料理。
美味しく楽しむために、食べ方を工夫しましょう!

おせち料理は最初と最後の食べる順番がポイント!

おせち

①まずは野菜・きのこ・海草から先に食べる
(たたきごぼう、紅白なます、菊花かぶ、酢蓮、お煮しめ、昆布巻きなど)

食事の初めに野菜やきのこ、海草類から食べると血糖値の上昇がゆるやかになり、脂肪をつくりだすと言われているインスリン(血糖値を下げる唯一のホルモン)の分泌を抑えられます。

インスリンの節約ができると体型維持、体重増加予防につながります。

食物繊維が豊富な野菜、きのこ、海草類を食べることで満腹感を早めに感じられ、食べ過ぎを防止にもなります。

②甘くないものを食べましょう。
好きなものを食べてください(笑)
かまぼこ、田作り、数の子、エビ、鯛・・・
おせち料理を楽しみましょう。

③お雑煮、お餅
炭水化物のお餅は食事の最初よりも終盤に。

④甘いものはデザートの代わりに。
(だて巻き、黒豆、栗きんとん)


これで完璧です!

ただ、食べ方以外に注意したいのが、
ダラダラ食べとダラダラ飲み!
バラバラな食事時間とゴロゴロ生活!

お正月は食生活が乱れがち。
朝遅くまで寝て午前中に一食も食べず、午後から深夜にかけてダラダラと食べ、出かけずにゴロゴロ・・・
夜遅くまで起きているような生活サイクルを何日も続けないように!

年末の忘年会などで疲れている身体に追い打ちをかけないようにしましょう。

まとめ

おせちは野菜から。ダラダラ食べ、ゴロゴロ生活に注意して。

プロフィール

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行列のできる栄養相談所

管理栄養士maimai maimai

大学卒業後、飲食店に勤務、働きすぎて栄養失調で、入院。健康とは失わないと気づけないと体調を崩したことで感じ、『食』『健康』を人に伝えていく、特定保健指導に従事、年間3000件の電話での栄養相談を担当する。