田嶋先生 ダイエットもスローエイジングも遠ざける夜の食事

ビューティーカタリスト 田嶋 直美 先生 37

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美しいのに柔らかい雰囲気ですべを包んでくれそうなオーラをもつ田嶋先生。美に関しての関心から多くの資格や知識を身につけ、ついには薬学部まで入学するほど色々な事を探求し続ける田嶋先生に内面と外面の両方が美しくなる為のアドバイスをいただきます!

ダイエットもスローエイジングも遠ざける夜の食事

「ナイトイーティング」の問題点

田嶋

こんにちは。
ビューティーカタリスト® 田嶋直美(たしまなおみ)です。

突然ですが、みなさん、夜遅くに食事をとっていませんか?
今、欧米を中心に肥満の専門家の間で、話題を集めているのが
「ナイトイーティング(夜食症候群)」
一日の摂取カロリーの内、25%以上を夕方から夜の食事で摂ったり週2回以上夜中に食べることがあったりするために、朝起きたときに食欲のない状態をいいます。

肥満している人の6人に1人が「ナイトイーティング」という報告があります。

これは現代病ともいえます。
忙しい女性ほど、このような傾向になっているように思います。
夜食を食べて太る原因は・・・
睡眠の質が低下して体内リズムが乱れ、食欲を調整するホルモンの働きが低下してしまうからです。

さらに、睡眠中は集中的に成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは睡眠中の体を守るため、寝ている間に脂肪細胞を燃焼してエネルギーをつくります。
しかし、夜遅くの食事や睡眠時間が短いことで、睡眠の質と時間の低下で成長ホルモンの分泌が妨げられるのです。

このように夜食べる習慣があると肥満を改善しようとダイエットを始めても、簡単には結果が出にくいというデメリットもあります。

理想は夜8時までに夕食を済ませることですが、難しい方は
・寝る前の3時間は”食べない”
・日中の食事の量を増やし夜は仕事先で手軽で軽く頂ける簡単なもので済ませる
など、何か対策を自分なりに考えてみて下さいね。

30代半ばも過ぎれば女性ホルモンの低下、代謝の低下も関係し、今までと食事の量が変わらなくても以前にまして太りやすくなっています。
そこに、睡眠の質が低下し睡眠時間が短いと・・・
もう、分かりますよね。

また、睡眠中に老化物質の活性酸素が除去されますから、上記の状態だと老化も促進します。
成長ホルモンは脂肪燃焼の他に、日中使った体の修復や情報整理をしてくれます。
体と脳のエイジングにも欠かせません。

ダイエットもスローエイジングも手に入れるなら、先ずは夜の食事の時間を見直すことが大切ですね。
では。

プロフィール

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ビューティーカタリスト

田嶋 直美たしま なおみ

大分県大分市生まれ。ファッションやヘアーメイクなどの外見の美しさに始まり、アロマテラピーや薬膳などの内面の美しさを探求。さらに、普段の食べ物やカラダにつける化粧品などがどのようにカラダに作用するのかを専門的に学べる薬学部にまで入学。今もなお続く「美」への探求は15年以上にわたり、これまで習得した知識や技術は100を超える。「美」への探求をしている中で、かつての自分がそうだったように、美意識が高いだけに世の中にあふれつづける情報に流されてしまう「ビューティー難民」(自分にあわない美容法でムダな時間とムダなお金を使ってしまう)を救うため、ビューティーカタリストとして活動。15年間に渡り培ってきた美に関する知識と技術で、一人ひとりにあったその人を一番美しくする美容法を提案。のべ100名以上の女性から「どんなプロに聞くよりも確かで納得できる美容法を教えてもらえる」と感謝されている。
HP(http://beauty-catalyst.com/?bd)