富田先生　ライフポジション

人生の立場

前回は「ストローク」心の栄養のお話をさせて頂きました。
皆さんの、欲しいストロークは見つかりましたか？
誰にどんなストロークをもらいたいか、その時々で変わります。
今ココの快を求めて、本当に欲しいストロークを求めてみて下さいね。

さて、今日はライフポジションのお話をします。

【ライフポジション】
日本語にすると「人生の立場」と言われております。

このライフポジションは４つに分かれます。
１． 私もOK、あなたもOK
２． 私はOKではない、あなたはOK
３． 私はOK、あなたはOKではない
４． 私もあなたもOKではない

人は通常1番のポジションにいます。
でも、何らかのストレスがかかると２～４に移動してしまいます。

１のポジションは健康的なポジションです。
１のポジションにいるときは、精神的にも肉体的にも健康です。

ストレスがかかり、２～４のポジションに移動してしまい、そこに居続けることになると、精神的にも、肉体的にも病気になってしまうと言われてます。
そして、ひとそれぞれお気に入りの場所が違います。

Aさんはストレスがかかった時、2のポジションに行くことが多いとします。
そうすると、私はOKではない、あなたはOKなので、何かトラブルが起こると、すべて自分のせいだと思うのです。
自分を責めて、落ち込んでしまうことになります。
冷静にそのトラブルを分析することができません。

Bさんはストレスがかかった時に３のポジションに行くことが多いとします。
そうすると、私はOK、あなたはOKではないなので、何かトラブルが起こると、すべて他人のせいにします。
あの人が悪いから、こんなことになったのよ‼
常にイライラします。他人が許せません。
これも、冷静に目の前のトラブルを分析することができません。

そうして、４のポジションにいくと、すべてがうまくいかない！私もダメだし、世の中がダメなんだ！と思ってしまいます。
引きこもりといわれているポジションです。
ここに居続けてしまうと、外に出られなくなってしまいます。
そうやって、人にはそれぞれお気に入りのポジションがあるのです。

もちろん移動することもあります。
最初は３に行くのだけれど、最終的には２に行って、結局自分を責めてしまうこともあります。
大事なのは、不健全なポジションに行ってしまった時に、１のポジションに戻れるかどうかなのです。
太っていた頃の私は、２や３に居続けました。
そして、最終的には４に居ることになり、そのストレスを解消するために「食べる」という代償行為に走ってしまってました。
今もつい２や３に行ってしまいます。でも、すぐに気が付きます。

そして、１のポジションに戻ろうと意識します。１のポジションはとても気持ちがいいものです。
自分も相手も認めるポジションですから。
冷静になれますし、満たされます。
満たされると、無駄に食べたくなくなります。
まずは、気が付くということが大事なのです。

あなたのお気に入りのライフポジションはどこでしょう⁉
それを知ることができて、感じることができれば、大きな一歩を踏み出せますよ。
一緒に探しましょう。
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