漢方茶美容研究家・漢方アイドル 富田 あすか 先生 04
日本で唯一のインナーエステサロンの代表である富田先生。漢方茶美容研究家・漢方アイドルである先生は、カウンセリングをしながら今その方に一番必要なお茶を配合し、内側からクライアントのケアをしています。そんな先生にダイエットや健康のことについてアドバイスをいただきます!
心と体が健康になるためのダイエット②
自分のベストな体型よりも太ってしまう体のメカニズム ②

3Lサイズ、2Lサイズの方が何故消費カロリーより、摂取カロリーの方が多くなってしまうのか・・・。
本当の理由があるのですよと前回お話させて頂きました。
その本当の理由について今回はお話させて頂きます。
摂取カロリーが多くなってしまうことの要因はひとつです。
《お腹が空いていないのに、あるいはお腹がいっぱいなのに食べている。》
これに尽きると思います。
体が満腹に対して不感症になっているのです。
もう栄養で満たされていますよ~と体は指令を出しているのでしょうが、キャッチできないのです。
それでは、なぜキャッチできないのでしょうか?
私を例に挙げてご説明させて頂きます。
食べるという行為が何かの代償だからです。
私の知っている痩せの大食いの方は、本当にそれが必要な栄養素であり、カロリーであるので、必要な時に必要な分だけ摂取します。
食べる行為が何かの代償ではないので、しっかり消化吸収されていきます。
ところが私は、何かの代償で食べているので、体が欲しているわけではありません。
そうすると、体は栄養ですでに満たされていますから、それ以上の栄養はすべて脂肪へと変わっていきます。
余剰分ということになりますね。
これがお金だったらどんなにいいのだろうといつも思います。(笑)
それはさておき、食べる量が少なかったとしても、体が求めていない時に食べるのは、摂取した食べ物すべてが余剰分になるという事です。
逆にお腹が空いているのに、小量しか摂取しないのも、体が飢餓状態になるので、逆に太りやすい体を作ってしまいます。
人間には恒常性と言って、常に体を同じ状態に保つ働きがあります。
食べる量が少なすぎれば、少ない量で動ける省エネの体になります。
そうすると、食べる量が少なかったとしても、体が必要としないとしてしまえば、それはすべて余剰分という事になりますよね。
食べないダイエットを繰り返すと痩せにくくなるのは、このからくりがあるからと言われてますよね。
体の声をいかに感じられるかがとても大切なことになると思います。
そこで、《何かの代償》ということがとても重要なキーポイントになります。
その「何か」さえわかれば、原因がわかるので、代償行為を止められるからです。
私はその「何か」を長年わからないできました。
そして、最近その何かを発見したのです。
それは「ラケット感情」が教えてくれました。
ラケット感情とは、TA(Transactional Analysis)という、インナーエステのベースの一つである、心理学の中にある理論の一つです。
私は、自分のラケット感情を見つけたことにより、何故「食べる」という代償行為をしてしまうのかが分かったのです。
その「ラケット感情」については、また次回に。
プロフィール
漢方茶美容研究家・漢方アイドル
富田 あすかとみた あすか
大手コンタクトレンズ量販店で14年勤務。店長を務めている中で、会社の枠に収まることに窮屈さを感じ、起業を考えるようになる。量販店時代お客様が通り過ぎていくだけの中、じっくりとお客様と向き合う仕事がしたい、自分にしかできないことがしたいという思いが深まり、心理学と中医学を学ぶ。勉強していく中で、心と体の深いつながりを実感し、体を触らないエステ「インナーエステ」を立ち上げる。
現在、心と体内のバランスを調整する日本で唯一のインナーエステの専門家として活躍中。
ホームページ( http://ask-satatera.jimdo.com/)
ブログ( http://ameblo.jp/kanpo-idol/ )