田嶋先生 バスソルトと汗の関係

ビューティーカタリスト 田嶋 直美 先生 05

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美しいのに柔らかい雰囲気ですべを包んでくれそうなオーラをもつ田嶋先生。美に関しての関心から多くの資格や知識を身につけ、ついには薬学部まで入学するほど色々な事を探求し続ける田嶋先生に内面と外面の両方が美しくなる為のアドバイスをいただきます!

バスソルトと汗の関係

なぜバスソルトで汗がでるのか

市原

こんにちは。
ビューティーカタリスト 田嶋直美です。

ワタクシ、1日の中でバスタイムが一番大好きです。
カラダの状態や気分に合わせて、入浴剤を選ぶのもの楽しみのひとつです。

入浴剤は色々と種類が豊富ですが、特にバスソルトはダイエットやデトックスの目的で相変わらず人気が高いですね。

みなさん、
『バスソルト=発汗作用』
はご存知ですよね。

では、『なぜバスソルトで汗が出やすくなるのか』はご存知ですか?
中学?高校?での生物で学んだ『浸透圧』を思い出してみてください。
確か淡水魚と海水魚の話しから始まったような…

濃度が違う液体は、濃度の低い方から高い方へと移動していきます。
濃度の高い方が低い方を引っ張り、濃度を下げていきながら、液体全体が一定圧になろうとするのです。

正にバスソルトはこの原理。
塩分は人のカラダに必要不可欠です。

神経伝達の電気信号、浸透圧の維持(むくみに関係します)、カラダのphバランス…など
とにかく塩分がないカラダは存在しません。
では、このことを踏まえ本題に戻りますね。

お湯にバスソルトを入れると、お湯の塩分濃度が高くなりますよね。
そして、お湯に浸かったカラダとの間に塩分の濃度差ができます。
ここで上記(↑)のようなことが始まるのです。

→カラダ(濃度が低い方)の水分が、お湯(濃度高い方)により引っ張りだされる。

これが『バスソルトで汗が出る』の答えです。
バスソルトを入れても汗が出にくいという方
・カラダの浸透圧(塩分量)と水分量
・バスソルトに使われている塩の種類や量
ココを意識して考えてみることできっと解消できますよ。


いずれもバスソルトを入れるときは、水分を多めにとって発汗作用を促しましょうね。
そしてここも大事!
汗の出し過ぎは、乾燥肌や肌荒れに移行しやすいのです。
乾燥肌や肌荒れで悩んでいるあなた
バスタイムの見直しで解決する肌トラブルもあるのですよ。
なので、ほどほどで楽しみましょうね。

あなたのバスタイム…
賢く美を育てる場にしてください♡


では、また。

プロフィール

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ビューティーカタリスト

田嶋 直美たしま なおみ

大分県大分市生まれ。ファッションやヘアーメイクなどの外見の美しさに始まり、アロマテラピーや薬膳などの内面の美しさを探求。さらに、普段の食べ物やカラダにつける化粧品などがどのようにカラダに作用するのかを専門的に学べる薬学部にまで入学。今もなお続く「美」への探求は15年以上にわたり、これまで習得した知識や技術は100を超える。「美」への探求をしている中で、かつての自分がそうだったように、美意識が高いだけに世の中にあふれつづける情報に流されてしまう「ビューティー難民」(自分にあわない美容法でムダな時間とムダなお金を使ってしまう)を救うため、ビューティーカタリストとして活動。15年間に渡り培ってきた美に関する知識と技術で、一人ひとりにあったその人を一番美しくする美容法を提案。のべ100名以上の女性から「どんなプロに聞くよりも確かで納得できる美容法を教えてもらえる」と感謝されている。
HP(http://beauty-catalyst.com/?bd)