植村先生 アーユルヴェーダ的デトックス美容

アーユルヴェーダセラピスト ヨガインストラクター 植村 智子 先生 17

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アナウンサーとしての激務から心と身体のバランスの重要性を感じ、ヨガに出会いインストラクターの資格を獲得。その後本場インドにてアーユルヴェーダを習得された植村先生。日常生活にアーユルヴェーダの要素を取り入れることが、心と身体の健康、美容を保つことに繋がることを実感し、この素晴らしい智慧を他の方にも伝えたいと独立された植村先生に心と身体へのアドバイスをいただきます!

鼻にオイルを入れるアーユルヴェーダ的デトックス美容!

「ナスヤ」とは?

オイル

「鼻孔」はアーユルヴェーダでは「脳への入り口」と言われています。
鼻を浄化することで頭がスッキリし、効率良く物事を進めることができます。

鼻にオイルを入れて鼻腔に溜まった雑菌、ウィルス、汚れを取り除くことを「ナスヤ」と言います。

アーユルヴェーダの古典書「チャラカ・サンヒター」にはナスヤについて、
『経鼻剤をしかるべきときに、規定された通りに用いる人の眼・鼻・耳は損なわれない。頭髪も髭も白くなったり、褐色になったりしない。また頭髪が抜けることはなく、むしろ増える。頸部硬直、頭痛、顔面麻痺、下顎硬直、慢性鼻炎、偏頭痛、を鎮静する。
頭蓋部の血管・関節・腱は経鼻剤によって大きな力をつける。顔はおだやかでふくよかになり、声は滑らかで太く大きくなる。
すべての感覚器官は澄みわたり、力強くなる。鎖骨より上部の病気が突如起こるようなことはない。高齢になっても老齢が頭部に威をふるうことはない』
と書かれています。

ナスヤの行い方です。
頭をそらし、鼻の穴を上に向けます。太白ごま油、又はアヌ・タイラというナスヤ専用のオイルをスポイトに取り、片方の鼻に2滴落とします。
反対側も同じように点鼻し、喉に油が降りてきたら、飲み込まず、口から吐き出します。最後にお湯でうがいをします。

オイルを鼻から喉に通すことが難しい場合は、綿棒にオイルをつけ鼻の中に塗ることから始めてみると良いです!

発熱中や急性鼻炎、お酒を飲んでいる場合は避けます。
喉の痛み、頭痛、花粉症、眼の疲れや首の凝りなどの首から上の不調の改善にも良いですよ!

プロフィール

植村先生プロフィール写真

アーユルヴェーダセラピスト ヨガインストラクター

植村 智子うえむら ともこ

大学卒業後、放送局に勤務。生放送という緊張感の現場に身を置いていたころ、心と身体のバランスを整える方法を探求し、ヨガに出会う。カナダのOpen Door Yogaにて全米ヨガアライアンス(RYT200)認定インストラクター養成講座修了。その後、日本で全米ヨガアライアンス500時間、マタニティヨガ、キッズヨガ(RYT500、RPYT、RCYT)認定インストラクター養成講座修了。ヨガと姉妹科学、アーユルヴェーダに興味を抱き、インドのケララ州 アーユルヴェーダ アカデミーにてアーユルヴェーダ基礎・実習コース修了。日本に合ったアーユルヴェーダを伝える為、日本ナチュラルヒーリングセンターにて、おうちdeアーユルヴェーダ・ホームドクター、和ゆるヴェーダコディネーター講座を修了。
ホームページ( http://yujuna-ayurveda.jimdo.com)