Yukari先生 有機野菜で体の中からきれいに

自然食品マイスター Yukari 先生 02

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ダイエット中は、カロリー計算をしたり、栄養バランスを考えたり食事に気を使いますよね。特に「何を食べるか」「どんな素材を食べるか」といういのは、ダイエットの効果を高めるだけでなく、健康にとっても非常に重要な事。そんな「食」、特に「野菜」についての知識やアドバイスについて、自然食品マイスターのYukari先生に教えていただきます!

有機野菜で体の中から綺麗に

有機野菜はすぐに腐ることは少ない!

野菜

私は店(「自然食糧品店ビーンズ」)の食材で用が足りるので、スーパーで買い物をすることはほぼないのですが、以前にスーパーでじゃがいもとほうれん草を買い、使いそびれ、1週間程放置してしまったことがあります。

たった1週間で野菜が見たこともない腐り方をしたので驚きました。
じゃがいもは黒く変色し、ほうれん草は冷蔵庫に入れていたにも関わらず、葉っぱが溶けるという現象が起きました。

当店で扱っている有機の野菜は放置しておいても黒く変色したり、葉が溶けるということは滅多になく、有機野菜はすぐに腐ることは少ないのです。

なぜ有機野菜は日持ちが良いのか。
その理由は「土壌の栄養」にあります。化学肥料を使わず、動物の糞や野菜、海藻などを原料にしたビタミンやミネラルが豊富に含まれている有機質肥料で育てられた野菜は、土から沢山の栄養を吸収します。
そして抗酸化物質が豊富で、色が濃く、味にコクがあり、日持ちが良い生命力に溢れた野菜に育ちます。

一方で化学肥料とは、無機質肥料と呼ばれ、チッソ・リン酸・カリを含んだものを指します。

土壌にどれだけ多くの栄養が含まれているかを考えると、3種類の原料で作られている化学肥料より有機質肥料で育った野菜の方がビタミンやミネラルが豊富な野菜になります。
土壌の質や品種にもよりますが、有機農産物とそうでない野菜のミネラル含有量は数十倍から数百倍違うことが分かっています。

オーガニック野菜は栄養価が高く味が違う!

野菜

お伝えしたいことは、オーガニック野菜は栄養価が高く、味が違うということ。
美味しい野菜にやみつきになれば、自然と健康に、ダイエットも成功に近づくはずです。

“You are what you eat” という一文が有名ですが、私たちの身体は食べたもので出来ているということを念頭に置き、内側から若々しく、より綺麗になるために、少し値段が高くても栄養が豊富な美味しい有機野菜を選んでいただけたら嬉しく思います。

※有機農産物(有機野菜)とは、種まきや植え付けの2年以上(多年生作物の場合は最初の収穫の3年以上)前から、農薬・化学肥料・除草剤を使っていない田畑で作られたもの。「有機JASマーク」は有機栽培の証し。

プロフィール

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自然食糧品店ビーンズ 自然食品マイスター

Yukari ユカリ

家業が自然食糧品店で、小さい頃から有機野菜・無添加食品を食べ育つ。物心ついた頃から野菜が大好きで添加物の味には敏感だった。、また海外に渡り様々な国の食文化に触れる。アメリカで日本にはない大型オーガニックスーパーマーケットが繁盛し、日本と比べて意識や知識、商品もだいぶ進んでいることに衝撃を覚える。栄養学を勉強し、それに沿った栄養を摂ることで心も身体も健康になり、周りの人にも「食の知識」を発信していく必要があると感じる。より多くの人に心身健康で生き生きと幸せな人生歩んで欲しいと願い、各々が情報に左右されず食べるものを取捨選択できるセンスをつけられるようにと、信頼できる食の情報を提供するセミナーの開催、そして安心安全で美味しい本物の食材を提供することに力を注いでいる。 ホームページ( http://beansnakano.com/ )