食べるという代償行為の対策方法その1

漢方茶美容研究家・漢方アイドル 富田 あすか 先生 07

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日本で唯一のインナーエステサロンの代表である富田先生。漢方茶美容研究家・漢方アイドルである先生は、カウンセリングをしながら今その方に一番必要なお茶を配合し、内側からクライアントのケアをしています。そんな先生にダイエットや健康のことについてアドバイスをいただきます!

食べるという代償行為の対策方法その1

心の隙間を埋めるための「食べる」という行為

悲しい

前回は、食べるという代償行為の原因について、私の体験談をふまえ、お話させて頂きました。
今回は、対策をしていくというお話をさせて頂きます。

心の隙間を埋めるための「食べる」という行為。
これは代償行為です。


代償なので、あくまでも代わりのものですから、いくら食べても満たされることがありません。
であれば、本当に欲しいものを手に入れることができたら、代償はいらなくなりますよね。
その「本当に欲しいもの」が何なのかを知るということが対策方法になります。

対策方法その1

《感情を開いて快か不快かを感じる》
私は幼いころから感情にふたをしてきました。
いわゆる不感症です。
悲しいこと、辛いこと、嫌なこと、イライラすること、楽しいこと、嬉しいことなど、感じないようにしてきました。
そうしないと、生きていけなかったのです。

素のままの感情を受け止められるキャパが私にはありませんでした。
そんな悪いクセのおかげで、快なのか、不快なのかを感じることができませんでした。
快か不快かがわからないというのは、とても危険なことです。
無意識のうちに不快な行動をしていることがあるからです。

でも、自分では不快だと気が付いていない。
気が付いていないから、その行動をするたびに、ストレスがかかるのです。
そして、代償行為でごまかそうとする流れになります。

私の場合は「食べる」ということになります。
実は不快な行動⇒気が付いてないからそのまま継続して行動する⇒ストレスがかかる⇒代償行為に走る
という一連の流れになります。

この場合、ストレスがかかっていることすら気付いてません。
だから、食べるということが代償行為であることに気が付かないのです。

まずは、感情を感じることから始めます。
感情を開くって、かなりしんどいことです。
今まで受け止められなかったことに向き合って、受け止めなければなりません。

でも、その勇気を出さないと、代償行為を認識することができないのです。
私は、感情を感じるように、いちいち自分の行動、思考をチェックしました。
私は行動や思考についてどう感じているのかを考えるようになったのです。

そうやってトレーニングをしていくうちに、ぼやけていた感情がわかるようになりました。

私は傷ついている。
私は悲しい。
私は怒っている。
私は辛い。
私は不安。
こうして、不快な感情がわかるようになりました。

そして、この不快な感情をどうしたら癒せるのか、カバーできるのかを考えるようになります。
そうすると、どんなことが自分にとって快なのかを考えるようになりました。
そして、快を増やして自分を癒そうと努めました。
これが、まず初めの一歩です。

次回は対策方法その2をお伝えします。
では、また次回に。

プロフィール

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漢方茶美容研究家・漢方アイドル

富田 あすかとみた あすか

大手コンタクトレンズ量販店で14年勤務。店長を務めている中で、会社の枠に収まることに窮屈さを感じ、起業を考えるようになる。量販店時代お客様が通り過ぎていくだけの中、じっくりとお客様と向き合う仕事がしたい、自分にしかできないことがしたいという思いが深まり、心理学と中医学を学ぶ。勉強していく中で、心と体の深いつながりを実感し、体を触らないエステ「インナーエステ」を立ち上げる。
現在、心と体内のバランスを調整する日本で唯一のインナーエステの専門家として活躍中。
ホームページ( http://ask-satatera.jimdo.com/)
ブログ( http://ameblo.jp/kanpo-idol/ )