KUMIKO先生 寒くなると顔色が・・・になるのはなぜ?

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ダイエットをして体は痩せてきても、顔がふっくらしているとどうしても全体的に太っているような印象になりますよね?ご自身の顔がダイエットしても痩せない経験から、小顔にする方法をマスターしたKUMIKO先生。エステティシャンと小顔マスターという両方の技術を持つ先生にダイエット、小顔、美肌についてのアドバイスをいただきます!

寒くなると顔色が・・・になるのはなぜ?

新陳代謝がにぶくなる時期

クリスマス

寒くなると、普段は外に出てウォーキングなどで体を動かしている人も、今日は寒いからまた今度と体を動かす機会が減ってくるかもしれません。体を動かす量が減って、クリスマスパーティーに、忘年会・新年会と続けば太りやすくなるのは当然かも…。

そんな秋から冬にかけては、お肌は植物と同じで、新しい皮膚をどんどん作ろうと成長するよりも、今あるものを蓄えていこうという働きが強くなります。
お肌にとって成長をするということは、細胞の入れ替えが活発になるつまり新陳代謝が活発。蓄えるということは新陳代謝がにぶくなる時期ということです。

肌の新陳代謝が低下してしまうと、ハリのないキメの乱れた、くすみがちな肌に。
そうすると自然と、顔色が悪い、肌に透明感がない。そんな見た目になってしまいます。

寒いとどうして新陳代謝がみだれるの?

洗顔

新陳代謝が乱れる一番の原因は、寒さで血流が悪くなるからです。
寒さが増してくると、肩こりがひどくなったり、急に寝違えたり、ぎっくり腰になった経験はないですか?これも全部、血流の悪さからくるものです。


夏の暑い時期は、体に体温がこもらないよう、皮膚表面の血流を増やして汗をかき熱を放出しようとします。ところが、寒くなると基礎代謝を上げて、エネルギーを燃やして体温を維持していこうとする働きが強くなります。
エネルギーを燃やす働きが活発になるので、痩せるには良い時期かもしれないですが、その分末端まで血流がとどきにくいです。
そうすると、十分な栄養が肌細胞までは届きにくいですから、肌の新陳代謝が乱れ肌荒れの原因を引き起こしてしまうのです。

普段の生活から新陳代謝の活発な肌にしよう!

新陳代謝を活発にするためには、まずは余計な汚れはきちんと落とすのが重要です。
飲み会続きで、ついついメイクをしたまま寝ちゃうなんてのは絶対NG。汚れや余分な皮脂はしっかり落とし、必要な油分は取り除きすぎないのも大切です。
余分な皮脂や角質が取り除かれると、新しい細胞がどんどん作られていきます。

また、新しい細胞をつくるために体そのものの血流をよくすることがとても大切です。普段から、シャワーしか入らないのであれば、湯船にしっかりつかるのもおすすめですし、冷え性などのお悩みがある方は、寝る前に簡単なストレッチをするのも有効です。
特に、デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢を何時間も続けている人は、しっかりと膝から下側をほぐしてから眠ることをおすすめします。

そうするだけで、次の日の朝化粧ノリの良さに驚くことになるかも知れません。

プロフィール

KUMIKO先生プロフィール写真

フェイシャルエステサロンNHS代表、セルフ小顔マスター

魔法の手をもつエステティシャン KUMIKO KUMIKO

表参道・外苑前から徒歩10分の所にエステサロンを運営。アレルギーなど自身の肌トラブルを克服し、1500人以上のカウンセリング実績を基に多くの「すっぴん美人」を輩出。最近では、太っていないのに顔だけが丸く垂れてしまったという自身の経験から、自分で簡単に小顔にできるメソッドを開発。企業とタイアップし100人規模のセミナーなどを各地で開催中。サロン以外にも、スクール、セミナー、コンサルティングなど幅広く事業を手掛ける。雑誌、新聞、ラジオJ-WAVE、TVなど他多数のメディアにて活躍中。
ホームページ(http://www.facial-nhs.jp/)