ダイエットを繰り返すと痩せにくくなるのは何故？

過度な食事制限をして、急激に体重を落としてしまうと、体の“ハンガー（飢餓）ホルモン”に影響を与えます。
どういうことかというと、体が「飢餓状態になった」と判断して生存本能が働き、精神的にも肉体的にもより体重を落とさないようにホルモンが働きかけるのです。

カロリーを急激に制限するダイエットは、レプチン（食欲と代謝の調整を行うホルモン）が減って、グレリン（ホルモン分泌促進ホルモン＝飢餓ホルモン）が増えてしまいます。
だから以前と同じだけ食べても、体重が増えてしまうのです。
体が「蓄えよう、蓄えよう」とするのです。
生存維持のためのホルモン作用によるものです。

ではどのようにすればよいのでしょうか？
単純に食べるのを辞めるとか、友達やセレブの行っているダイエット方法を試してみるのではなく、自分の体が必要としているものに集中しましょう。
特に、短期で急激に痩せるのは、禁物です。
折角の苦労したダイエットも水の泡となってしまいます。

そして一番重要なのは運動する事！です。

そんなの当たり前！と思うかもしれませんが、実は運動することで、カロリーが消費するだけでなく、飢餓ホルモンへの影響を緩和してくれるのです。

ちょっと残念なアドバイスですが、やはり運動というのはダイエットにとても重要な要素なんですね。

体重の増減を繰り返すことはとても危険です。
食べ物を単純に「栄養素」とか「エネルギーや健康のもと」と考えるのではなく、「体重を減らすための手段」と考えてみてください！